mikapen’s diary

アメリカに住んでいます。旅行と読書と音楽が好きです。私のくだらないお話を聞いてください。

来るべくして来た未来

こんにちは。みかぺんです。

 

まだまだコロナ情勢が続いていますね。私の住むミシガンでも大流行しており、昨日また自宅禁止令の延長が発令されました。これで2ヶ月もスーパー以外はどこにも行けれません。友達にも会えないし、楽しみにしていた旅行もキャンセルになってしまい、非常に残念な限り。おうちライフも慣れちゃって楽しんでいますが、経済のためにも早く元に戻って欲しいです。

 

さて今日も私が、今読むと良いなぁと思う本を載せます。

「 高野裕美子著 キメラの繭 」

ウイルスの話です。ある研究社の実験段階で、狂犬病とインフルエンザのウイルスが一つにくっついてしまいます。そのウイルスに感染すると、狂犬病のように人々が狂ってしまいます。そして、その危険なウイルスが、インフルエンザのように次々と感染拡大していって、町中がパニックに陥ります。しかし、あろうことか発生元の研究者は自分のミスだとバレたくなくて隠蔽しようとするのですが、涼子(主人公)が世界平和のためにウイルスの謎を解き、証拠を揃えて、発生源の会社と戦うと言う物語です。

町中がパニックになるあたりが、この本で描かれてる世界がいよいよ現実に来たな、と思います。この本の結末は、空からワクチンをばら撒いて終息していくのですが、2020年の現実世界ではどうやって終息していくのでしょうか。

 

キメラの繭 (光文社文庫)

キメラの繭 (光文社文庫)

 

 

「キメラの繭」も、カラスが拡散者となっており、「魔女は甦る」と似ています。

mikapennikki.hatenablog.com

 

みかぺん