ロイヤルカリビアンのクルーズ3
海が大好き。みかぺんです。
クルーズでは、1日中どこの港にも着かず、ずっと船の中で過ごす日があります。港に停泊する日も、下船しない人がたくさんいます。(たいした見どころが無い港も多いので…。)
船内には、イベントやレクレーション施設が山のようにあるので、何時間いても全然退屈しないんです。満喫しようと思えば本当に忙しくなります。そんななか、私の夫はずっとベンチに座って漫画を読んでいたいご様子でした。日ごろ仕事で忙しいので、のんびり過ごしたいという気持ちは分かります。私は、よく飽きずに読み続けれるなぁと思いながら、彼の隣で小説を読んだり、ときには散歩して過ごしていました。カリブ海の冬は、暑すぎず寒すぎず過ごしやすい気候です。船にある屋外の素敵なガーデンの木陰では、爽やかな海風が吹いて、小鳥がさえずり、プールの方から弾ける音楽と人々の声がかすかに聞こえ、とても気持ちが良いのです。美味しいコーヒーとケーキをお供に読書をするのは、パラダイスです。
私は、森絵都さんの"DIVE"を持参していました。読みたくて、ずっと本棚に入れてたんだけど、いつも後回しにしてしまっていた本です。実はダブって買ってしまって上下巻2セット持ってます。笑。飛び込みでオリンピックを目指す少年たちの物語で爽快です。なんと奇遇なことに船の中で、飛び込みの元オリンピック選手によるダイビングショーがありました。船の中にダイビングプールがあります。小説の中に、飛び込み技の説明や選手の心情が描かれているので、目の前のダイバーの選手とシンクロして面白さが倍増しました。
すっきりしたいときに読むのがオススメです。
みかぺん