mikapen’s diary

アメリカに住んでいます。旅行と読書と音楽が好きです。私のくだらないお話を聞いてください。

初めて小説を書いてみます6

今日も、つづきです。

 

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「美雨は就活はどーなの?順調?」
「ううん。全然だめ。まだ内定1つももらえてないの。筆記は通過して面接まで進んでるのが何社かあるんだけどね、なかなか難しくって。」
「就活生は大変だねぇ。でも、美雨ならきっと上手くいくよ。」
「ありがとう。お姉ちゃんみたいに資格とれる大学に行っとけばよかったなって思うよ。」
「そんなの関係ないって。美雨は英語ができるから凄いと思うよ。」
「英語ができるだけじゃ駄目って思い知らされてる。」
「そうなんだね。まぁ、なんとかなるでしょ。がんばるんばー‼あははは‼」
美雨は、本当は聡のいる東京の会社も受けたかったが、2人姉妹の両方が遠くへ出て行っては両親が可哀想かと思い、名古屋での就職を決めていた。でも、そんな自分の思いやりを知らず、好き勝手に生きる姉が少し不満で羨ましかった。

 

☆☆☆

 

みかぺん