バルパライソの思い出
昨年8月14日の話。みかぺんです。
チリにあるバルパライソ。太平洋に面した山々の斜面に家が立ち並ぶ本当に広くて綺麗な街です。街並みが世界遺産に登録されているので、ご存知の方もいらっしゃると思います。ここは「アートの町」と呼ばれており、まさに町全体が美術館です。建物をはじめ、町にある物すべてに本格的な絵画が描かれています。プロのアーティストさんが丁寧に書いているので、絵を見ながら散歩するのが本当に楽しかったです。
私が面白いと思ったのは、電線の話です。
壁画が見にくくなるとか、漏電して火事が起きる時があるからと、数年前に電線を取り外して地中に埋める計画案が出たらしいのですが、議会で否決されたそうです。理由は、住民が電線がある景色こそが我が町だ!と主張したからだそうです。火事が起きるリスクがあるのに、電線を残すなんて私には考えられない。驚きの電線愛ですね。
地球の裏側から見る太平洋も素晴らしかったですよ。
みかぺん
↓壁画の写真。これは誰かの家の玄関ですねー。