mikapen’s diary

アメリカに住んでいます。旅行と読書と音楽が好きです。私のくだらないお話を聞いてください。

MANGA IN THE WORLD

こんにちは。漫画大好きみかぺんです。

 

海外の図書館にはMANGAがたくさん置いてあります。私は旅行先では、なるべく図書館に寄ってみるように心がけていますが、ほぼどこの国でもあります。

日本で人気の作品が、そのまま訳されているので驚くのと同時に、漫画家って世界で活躍できる夢のある職業だと思います。

 

英語で漫画を読むと、日本語とは違った面白さがあります。

一番最近は、花より男子(BOYS OVER FOLWERS)を読みました。うちの近所の図書館には全巻そろっていなくて非常に残念なのですが、私は内容をだいたい全部覚えているので問題ありません。

英語になっても面白くて神尾葉子先生は本当に天才だと思います。

まず、日本文化の説明が無く当たり前に書かれていることに気が付きます。「F4は制服を着ていないけどなぜ?」というシーンで、そもそも海外では制服なんてものが存在しないのに、制服とは何かみたいな説明が書かれていないので、アメリカ人が読んでどう思うのかが気になります。

次に、道明寺司とつくしパパの名言(?)集がカットされているのが惜しいです。私が翻訳者なら絶対に消さないのに…。

ニューヨークと聞いて入浴って勘違いしちゃうようなシリーズも、

雲泥の差をうんどろの差って言っちゃう漢字読めないシリーズも、

無くなってます。悲しいです。

だけど、ひとつだけ、牧野つくしのお父さんがリストラされたと聞いた道明寺司の「お前のお父さんは動物園で働いているのか?」のところにだけは「※リスはsquirrel,トラはtiger,日本語では同じ発音です」と丁寧に英語の説明がついていたので笑えました。

 

以上のように、案外ゆるく訳されているのが良い味になってるのかなーとも思います。作品によってはオノマトペが訳されず日本語のままだったりします。

漫画文化に関しては日本人で良かったと思います。むしろ日本人なのに漫画を読まないなんてもったいない、もっと漫画を読もうと思わされます。

 

みかぺん